【ヘアメイクの歴史】戦後のヘアメイク

1940年代後半の日本の街並み

終戦前の数年間は、社会が困窮し実質的にヘアメイク文化の空白期間になっていたと考えられます。

戦争が終わりアメリカ軍が駐留し、アメリカの文化が日本に伝わると当時の人々は夢中になったと言われています。
そして、ヘアメイクも一気に洋風化が進みました

今回は“戦後のヘアメイク”を見ていきたいと思います。

表紙:「Street scenes, city in Japan, late 1940s」より作成 INTERNET ARCHIVE

目次

おしゃれの復活

終戦後、戦時中に抑圧されていたパーマや華やかなお化粧が復活しました。
まだまだ生活するのに一生懸命だった人々ですが、パーマネントを施す美容室は大繁盛だったと言いますから、おしゃれに対する想いはとても強かったことがわかります。

写真は、女優の原節子さんです。
資生堂のポスターにも登場した人気女優さんです。

出典:映画『安城家の舞踏会』の原節子(1947) WIKIMEDIACOMMONS

戦後のメイク

戦前と大きく変わったのがリップです。
日本では昔から、小さめの口が美しいとされてきましたが、戦後は西洋の影響を受け、真っ赤なリップを唇いっぱいに塗るスタイルが流行りました。

出典:映画『夜の女たち』より(1948) WIKIMEDIACOMMONS

まとめ

戦争中に我慢していたヘアメイクに対する想いはとても大きかったようです。
身だしなみを綺麗にする欲求は、人間にとってとても大事であることが分かります。

参考資料:
化粧の日本史 美意識の移り変わり 山村博美
化粧をせずには生きられない人間の歴史 石田かおり著

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