【ヘアメイクの歴史】大正・昭和初期の「モガ」とは?

「モガ」と聞いて、皆様は何を思い浮かべるでしょうか?
モガは明治から昭和にかけて新しいスタイルを切り開いていった女性をさして使われた言葉です。
「モダンガール」
略して「モガ」です。
本日は大正から昭和初期にかけて、日本の社会に新しい風を吹かせた“モガ”について紹介します。
表紙:「銀座通りを闊歩するモダンガール」影山光洋 (1928年) WIKIMEDIACOMMONS
目次
時代の最先端のモガ

和服姿の人々が多い中、洋服に身を包み、ショートカットに最新ヘアメイクを取り入れ、“モダン”なスタイルを広めていったのが、モダンガールです。
出典:『ほろ酔い』小早川清 (1930年) WIKIMEDIACOMMONS
自己表現としてのファッション

お化粧や髪型など、それまでは「他人からの目」が良し悪しの判断基準でした。
しかし、自分の好きなスタイルを表現するというスタイルを産んだのが“モガ”です。
出典「銀座を歩くモダンガール(1930年)」<WIKIMEDIA COMMONS>
まとめ
今も昔も、新しいスタイルには批判がつきものです。
それでも、自分が信じるもの、好きなものを貫くスタイルは素敵ですね。
参考資料:
化粧の日本史 美意識の移り変わり 山村博美
化粧をせずには生きられない人間の歴史 石田かおり著
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