【ヘアメイクの歴史】大正時代 ヘアメイクの西洋化

明治期には政府主導で西洋化が進められ、ヘアメイクもその対象となりました。
しかし、女性進出がまだまだ進んでいなかった当時、家で過ごすことが多かった女性にとっては社会の変化はそれほど影響が大きいものではありませんでした。
時代が大正に移るとその状況が変わっていきます。

表紙は「『1922年発行の日本橋周辺の絵葉書』(1882年)」<WIKIMEDIA COMMONS>

目次

女性の洋装とヘアメイク

明治期には男性中心だった洋装が女性にも広まっていったのが大正時代です。
それに伴い、ヘアメイクも西洋スタイルが取り入れられていきます

写真はカフェの店員さんです。

出典:WIKIMEDIACOMMONS

お手本は映画女優

女性のヘアメイクのお手本となったのが、海外の女優でした。
アメリカの女優クララ・ボウ(写真)に見られるような、細い眉が流行しました。
江戸時代の剃り眉から、明治期には太眉が流行り、その後細い眉が人気になっています。

出典:WIKIMEDIACOMMONS

まとめ

大正時代は女性のファッションやヘアメイクが西洋化していく過渡期でした。
伝統的な様式をやめ新しいスタイルを取り込んだ人に対し、保守的な人々からは批判もありましたが、新しいスタイルは社会に広まっていきました。

参考資料:
化粧の日本史 美意識の移り変わり 山村博美
化粧をせずには生きられない人間の歴史 石田かおり著
日本の化粧の変遷100年 資生堂ビューティークリエイションセンター

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